
久留米で育った僕にとって、ラーメンは昔から身近な食べ物です。大砲ラーメン、丸星ラーメン、大龍、ラーメン八。お店の名前を聞くだけで、久留米の街や食文化が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
そんな久留米で最近食べて、「あっさりしていて、これはおいしいな。面白いな」と感じたのが、西鉄久留米駅近くの「252マルダイラーメン」です。昔から知られる名店とはまた違った楽しみ方ができる。そんな一杯が気になって、今回は久留米育ちの視点からご紹介したいと思いました。
252マルダイラーメンは西鉄久留米駅近く、通町にあるお店
正式な店名は252マルダイラーメン。住所は福岡県久留米市通町107-7です。西鉄久留米駅から歩いて行ける場所にあり、地域情報サイトでは徒歩約6分と案内されています。店名の「252」が印象的なので、数字だけで覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
お店を運営する会社の2021年12月27日付の発表によると、オープンは2021年11月6日。歴史ある久留米ラーメンの街に、比較的新しい選択肢として加わったお店です。2025年9月にはFBS福岡放送の番組でも紹介されています。FBSの番組紹介ページには、当時のメニューとお店の情報が掲載されています。
店の外観や実際の料理を確認したい方は、252マルダイラーメンのInstagramや運営会社の店舗紹介もご覧ください。本文に使用する解説用のイメージ画像は、実際の料理写真とは区別しています。
僕が「面白い」と感じたのは、あっさりした食べ心地
久留米ラーメンと聞くと、長く親しまれてきた豚骨のコクを想像しますよね。もちろん、その力強い味には大きな魅力があります。僕自身、ずっと久留米で育ってきたので、ラーメン店の名前を聞くだけで親しみを感じます。
だからこそ252を食べたときの「あっさりしているのに、おいしい」という感覚が新鮮でした。僕にとっては、久留米にこんな楽しみ方もあるんだ、と改めて感じられる一杯でした。
ただし、この感想は僕個人のものです。今回は食べた際の正確な注文メニューやトッピングを記録していないため、「澄まし豚骨を注文した」「この具が入っていた」といった細部を後から作り足すことはしません。おいしさの感じ方は人それぞれ。濃厚な豚骨を好む方にも、少し印象の違う豚骨を探したい方にも、まずはお店の特徴を知っていただけたらと思います。
お店が紹介する「澄まし豚骨ラーメン」とは?
252マルダイラーメンの大きな特徴として、運営会社は「澄まし豚骨ラーメン」を紹介しています。一般に白く濁った豚骨スープを思い浮かべる方も多いなか、こちらは透明感のあるスープを特色とする一杯です。運営会社の飲食店事業ページでも、濁りが少なく、しっかりとしたコクのある久留米ラーメンとして紹介されています。
また、お店が2023年9月に掲載した澄まし豚骨の紹介では、豚の背骨を弱火で長く炊いて旨みを引き出す製法が説明されています。これは店舗側の公表内容であり、僕が厨房を取材して確認したものではありません。
「あっさり」は「味が薄い」という意味ではありません。香りや食べ心地は軽やかでも、スープにはコクを持たせたいというお店の考え方が、252の面白さにつながっているのではないでしょうか。これはお店の説明と僕の食後の感想を合わせた解釈で、味の受け止め方には個人差があります。
澄まし豚骨だけではない、252のメニュー
252には、澄まし豚骨のほか、通常の豚骨ラーメンなども案内されています。店舗掲載の2024年10月更新のメニューでは、豚骨ラーメン、煮干し豚骨ラーメン、トッピングやセットメニューなども確認できます。季節ごとの限定メニューが紹介されたこともあります。
ただし、2024年や2025年に掲載されたメニュー・価格を、2026年現在も同じだと断定することはできません。 実際に行く前には最新の店頭案内や公式Instagramをご確認ください。テレビ番組で紹介された価格も、放送当時のものであることに注意が必要です。
初めてなら、気になるのが「澄まし豚骨」と通常の「豚骨」のどちらか、という点でしょう。透明感のあるスープに興味があるなら前者を、いつも親しんできた豚骨との違いを楽しみたいなら両方の説明を見て選ぶのもよさそうです。もちろん、当日の提供状況が優先です。
大砲・丸星・大龍・ラーメン八。久留米には愛される味がある
252を紹介したいからといって、昔からの名店と順位をつけたいわけではありません。久留米ラーメンには、それぞれのお店が長く築いてきた味と記憶があります。大砲ラーメン、丸星ラーメン、大龍、ラーメン八。久留米のラーメンを語るときに、名前を挙げたいお店がいくつもあること自体、この街の魅力だと思います。
例えば久留米の公式観光サイトによるラーメン店の紹介では、1953年創業の大砲ラーメン本店と「呼び戻しスープ」の歴史が紹介されています。濃厚な味を楽しみたい日もあれば、違う食べ心地を求める日もあります。これは優劣ではなく、その日の気分や好みの違いです。
丸星、大龍、ラーメン八も、久留米のラーメン店として知られています。ここで各店の現在の営業時間や味、価格を勝手に比較することはしません。それぞれを訪ねる際には、最新の店舗情報を確かめてください。
青峰団地の「大峰ラーメン」も忘れたくない
そして、青峰団地のあたりで親しまれてきたお店として「大峰(たいほう)ラーメン」があります。名前が似ていますが、大砲ラーメンとは別のお店です。
2023年7月の地域紹介記事では、青峰小学校の近くで年配の大将と奥様が切り盛りされていた様子が紹介されています。街の中にある、こうしたお店の思い出も久留米の食文化の一部でしょう。ただし、2026年現在の営業状況については確認できていないため、営業中と断定せず、来店前の確認をお願いします。
252マルダイラーメンの場所・営業時間を調べるには
| 項目 | 確認できた内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 252マルダイラーメン |
| 所在地 | 福岡県久留米市通町107-7 |
| アクセス | 西鉄久留米駅から徒歩約6分の案内あり |
| 開店日 | 2021年11月6日 |
| 定休日 | 木曜と案内されています。臨時変更に注意 |
| 営業時間・価格 | 掲載媒体・更新時期で違いがあるため訪問前に最新情報を確認 |
| 店舗情報 | 公式Instagram/運営会社の紹介 |
営業時間については、2021年の運営会社による開店告知と、その後の店舗情報サイトで掲載時間が異なります。そのため、この記事では現時点の営業時間を一つに決めて記載しません。来店する日の営業時間、売り切れ、臨時休業、駐車場などは店舗の最新の案内を確認してください。
初めて食べに行くなら、こんな楽しみ方も

久留米ラーメンを食べ慣れた方なら、252で「いつもの豚骨とどう違うだろう」と考えるのも面白そうです。反対に、豚骨特有の香りが少し苦手だった方なら、お店が説明する独自の製法や澄まし豚骨に興味を持つかもしれません。
ただし「あっさり」という感覚は人によって違います。何を注文しても軽い味だとか、健康に良いといった保証ではありません。塩分やアレルギーなど、食事について気になる点があれば実際の原材料・メニューを店舗へ確認してください。僕が感じたおいしさを、そのまま全員の評価にする必要はないと思っています。
お店選びでは、「口コミで何位だったか」だけでなく、自分がどんなラーメンを食べたい日なのかも大切です。濃厚な一杯を食べたい日、透明感のあるスープが気になる日、懐かしいお店を訪ねたい日。それぞれの選択ができるのは、久留米という街の楽しさです。
久留米ラーメンは、一つの味だけではない
久留米のラーメン文化は長い歴史を持ち、街の思い出と結びついています。だからこそ、新しいお店が生まれても、昔ながらの味が薄れるわけではありません。むしろ、古くから親しまれる店と新しい工夫が同じ街で味わえることが、僕にはうれしく感じられます。
「252マルダイラーメン」は、久留米で育ってきた僕が最近出会った、少し新鮮な一杯でした。あっさりしているのにおいしい。そんな素直な感想から、このお店を紹介したくなりました。これからも「愛する久留米市」では、街で頑張っているお店や、ずっと受け継がれてきた魅力を、確かめられる情報とともにお伝えしていきたいと思います。
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公式情報と参考にした資料
株式会社POWER EAST CONNECTION 飲食店事業(252の澄まし豚骨の特徴)/運営会社による2021年の開店発表(開店日・所在地)/FBS福岡放送・2025年9月8日の放送案内(過去の取扱メニュー)/まいぷれ久留米・2024年の店舗メニュー(当時のメニューの種類)/久留米公式観光サイト(大砲ラーメンと久留米の歴史)/号外NET 2023年の大峰ラーメン紹介(青峰のお店の当時の様子)。